楽しい楽しい・・・れんちょんと川で足をバチャバチャさせるの楽しい・・・
ハハハッ・・・れんちょんは凄いな~おじさんはもう疲れたよ~
何言ってんだコイツと思いましたか?
この作品を楽しんでいました。
私だって空想や妄想で、れんちょんの声が聞こえるようなクレイジーな人間ではありませんよ。
そんなファン感涙ものの音声作品を聞いていて思ったのです。
どのヘッドホン・イヤホンが気持ちよく耳の中の振動板を揺らし、れんちょんの声を脳に伝えてくれるのか?と。
普段PCで音楽を聞く時は、USBDACを通してヘッドホンアンプで鳴らします。
家にあるイヤホンは5本、ヘッドホンは20台ほどです。
ええ、バカですよね、耳は2つしかないのに。
どの穴に聴かせるのでしょうか?
ヘッドホンの一部になります。
スタンドは自作しております。
100円で作れるのでDIYがオススメですよ!
片っ端からヘッドホンアンプに差し込んでいきます。
10台目辺りから1つの懸念が生じます。
ヘッドホンアンプのジャック擦り減っちゃう!?
15000円程のアンプですが、大切なミュージックライフラインです。
壊れると困ります。
例えば、セレクターとかあったら便利ですよね。
直ぐにヘッドホンをチェンジできて、違いが分かりやすいのでしょう。
アンプでプラグの抜き差しが無くなるので、金メッキも持ち主のようにハゲる心配がありません。
では早速、Amazonさんでチェックです。
やはり高いものは良く、安いものの評価は散々です。
音質が劣化しては意味がありません。
そして例の如く、そんなにお金はかけられません。
その後、色々と調べると結構いらっしゃるんですよ。
自作で格安セレクターを作っている方達が。
これはもう偉大な先人に続くしかありません。
師匠達の記事を熟読し、資材調達します。
資材が揃いました。
確認していきます。
内部配線「MOGAMI 2799」CABLECRAFT 音光堂から
ケーブルは安くて良質と評判な、モガミの4芯ケーブルです。
3芯さえあれば充分なのですが、4芯だと何かと応用が利くかと思い購入しました。
購入した長さは5mですが、1mあれば十分です。
余ったケーブルでオーディオケーブルを作ってみますか。
ロータリースイッチ「SRRN142100バーチカルタイプロータリースイッチ」マルツから
(予備ハンダした後の写真でごめんなさい。)
このアルプスアルパインのスイッチは3回路・4接点で、自分の用途に合っています。
左右のプラス、GNDで3回路、入力1系統、出力4系統にできます。
なによりも先人達のブログを見てもコレしか使ってませんでした。
ステレオミニジャック「マル信無線電機 MJ-073H」同じくCABLECRAFT 音光堂産から
先人達もほとんどコレでした。
安くてて良いらしいです。
一個100円もしないで買えます。
入力で1個、出力4個で計5個必要です。
ケース「タカチ電機工業 HEN型放熱ケース HEN110206B」千石電商から
安定と信頼のタカチ製です。
サイズ優先で選びましょう。
ロータリースイッチを入れられるサイズが有れば十分です。
目の届く所に置いておく事になるので、自分の好きなデザインにしましょう。
個別の画像がないツマミですが・・・
ツマミ 20φ Linkman【20X21HPS-7】マルツから
これはロータリースイッチの出てる棒の部分の太さと長さに合わせて選びます。
後は固定方法がネジのもので、デザインを決めちゃいましょう。
では早速パネルの穴あけ作業です。
前回のレシーバー作りで慣れたものです。
今度は失敗しないようにします・・・
チョチョイと計測・マーキングします。
穴位置が決まればポンチを打ち付け、ドリルで穴を開けます。
ジャックとスイッチの経に合わせてステップドリルで穴を広げます。
どやっ!なかなか良い開けっぷりですよ。
小さい穴はスイッチの突起用の穴です。
ここですね。
スイッチを回した時に引っ掛かり、空回りを防止してくれます。
しっかり締めるので別に無くてもいいですね。
では、スイッチとジャックをはんだ付けします。
ケーブルは5本に切り分けます。
そしてスイッチから付けていきます。
こんな感じでいいかな?
銅線を付ける個所ですが、最初は悩みましたが慣れれば大丈夫です。
検索すればたくさん出てきますが、「今回の場合」で簡単に言うと・・・
形がちょっと違うところがありますね?
そこが入力です。
そこから右に4つがその系統の出力です。
1本づつ順番に付けていきましょう。
ケーブルの被覆の色に合わせると簡単でした。
はんだ付けが苦手な私は泣きながら作業しました。
パネルにジャックを取り付けて、はんだ付けをします。
ええ、まだ折り返し地点です。
ジャックを溶かしながら泣きながらはんだ付けします。
ここでの極性は大事です。
下がGND、黒い被覆の線で統一します。
右がRですので、赤にします。
最後に左のLです。
透明?白?にします。
これは必ず他のジャックも同じにします。
こんな感じでいいかな・・・
下手くそなハンダでいつ外れるか分からないので、保険で伸縮チューブをつけます。
全部できました。
もうやりたくないです。
ケースを組みましょう。
ケースが薄すぎてギュウギュウだよ・・・
怖いのでグルーガンで補強とショート防止です。
全てはグルーガンでなんとかなるはずです。たぶん。
取り付け完成!
長かった・・・長かった・・・
ツマミを付けて音楽を流してみましょう。
あ、う~ん・・・空回り防止用のポッチの小穴見ちゃってる・・・
やっぱり開けないほうが良いかな?
もしくはもう少しツマミを太くするかですね。
そして音楽は流れない・・・
スイッチを回すと真逆の位置で流れます。
ナンデヤ…
しかし解決策は簡単。
パネルを180度回転させれば良いのです。
そして全てのジャックでテストです。
つまみ位置、LRの違いもありません。
そしてなによりも音質の劣化やノイズもありません。
無事完成です!
前面です。
4つのイヤホン・ヘッドホンを切り替えられます。
背面です。
入力端子をつけました。
ステレオミニジャックなくても大丈夫です。
ステレオジャックでも、RCAでも作れます。
そして入出力を逆にできます。
やること無さそうですが。
かかった費用は3000円ちょっとです。
市販されている安いセレクターと変わりませんが、音質の劣化がないです。
なによりデザインが好きです。コンパクトで邪魔になりません。
そろそろ私はれんちょんと遊びに行くので、ここで失礼。
ほら、れんちょんの声が聞こえてきますよ。