前回、自作したケーブルで音質が良くなったことに、私は気を良くしていた。
果たして交換できるケーブルはどれくらいあるのだろう?
調子に乗った私は、更にケーブルを替える計画を練るのであった。
簡単にどういう構成か、ペイントを使って図にしてみました。
────CLASSIC PRO DRR010
このケーブルは、サウンドハウスさんで売っている激安ケーブルです。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/25344/
安い!なぜこんなに安くRCAケーブルが売れるのか分かりませんが、私には強い味方です。
しかし、今の私にはケーブルを自作できるスキルがありますし?
もちろんBELDENの88760で音質が良くなるのは体験してますし?
ええ、ここでCLASSIC PRO DRR010さんには、お役御免となってもらいましょうかね?
DACとヘッドホンアンプの間の重要そうなRCAケーブルを交換してみましょう。
そして今まで気になっていた、USBケーブルの交換。
DACに付属してたケーブルですが、どうせ粗悪なものに違いありません。
ついでにコレも交換しちゃましょう。
2000円ギリギリを攻めてくる単価の低い客は、今日もサウンドハウスさんでお買い物です。
届きましたケーブルは、もちろん「BELDEN 88760」1m、580円
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/164516/
機器が隣同士ですから1mで問題ないです。
プラグは
AMPHENOL
ACPR-WHT(白)、ACPR-RED(赤) 各2本 一本320円です。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/283927/
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/283926/
2ch分なのでプラグ4本、ケーブル2本必要です。
1mのケーブルは半分にカットします。
50cmで十分です。
合計の金額2000円位です。
まぁ、あれです。
音が良くなるから。
そう、元のケーブルより4倍高くなっても仕方ないんだ。
早速作っていきましょう。
フォーンプラグより簡単そうです。
真ん中のぴょこっと出てるところが+になります。
下の銀色のところは全て-になるみたいです。
仮合わせをしながらケーブルを剥きました。
赤が+に黒を-にします。
ささっとハンダ付けしちゃいます。
後はかしめてやるのですが、今日は強い味方が居ます。
こんな物をご用意しました!
ははは、良い音にするのに初期投資は仕方ないですね!
美しい…素人がこんなに上手くいくなんて…
今後のことも考えて1本有っても良いかもしれませんね!
上達しましたね!
ドレンワイヤーは切ってもいいですが、かしめた部分にハンダ付けすると強度が上がるらしいです。
あとはカバーをつけて完成です!
反対側も作っちゃいましょう!
カッコいい…間違いなく音もいい…
もう一本も作りましょう!
問題なく完成しました。
今回は更にケーブルを用意しています。
USBケーブルをご用意しました!
エレコムのケーブル1m 816円
※現在、価格が変わっていました。
価格の変動があるようです。
購入の際は816円の時が良いです。
合わせて1000円ちょっとなのでお試しに良いかなと。
付属してたUSBケーブルより悪くなる事はないでしょう。
比較します。
うん、カッコいいです。
濃青×メッキもいいですね!
フェライトコアを挟みます。
隙間があったのでターンさせます。
では早速試聴していきましょう。
交換前にもう一度聴いておきましょう。
うん、いつも通りの良い音ですね。
今までありがとうね!
まずはRCAケーブルからです。
カッコいいです。
この色にして正解でした。
ではでは再生します。
すっごい…?…めちゃくちゃ…?音が変わった?
確かに音は変わった…!
しかし、以前のケーブル交換よりも大きな変化はありません。
良くなってるのは間違いありません。
試聴時に殴り書いたメモを見てみましょう。
・あれ?ボーカルの声こんなに伸びてた?
・ギターのサスティンも伸びてる?弦を張り替えた様な感じ。
・シンバル系が強くなった。
・細かいところまでよく聴こえる。
・単純に音が綺麗になった
・違いは分かるが、安物ケーブルを替えた時の感動はない。
要約すると、今回は音の解像度が上がり、主に高音域が良くなりました。
成功ではないのでしょうか?
でもちょっとインパクトに欠けますが…
ではお楽しみのUSBケーブルです!
エレコムのUSBケーブル様出番ですよ!
さてさて早速…
あんまりよくわからない。
変わったかな?といえば変わったかな?くらいです。
「プラシーボ効果だ!目を覚ませ!」
と言われれば、そうだな!と言ってしまいそうです。
試聴時に殴り書いたメモを見てみましょう。
・音がクリアになった?
・定位が良くなった?
・よく分からない。
。悪くなってはいない。
・ケーブルカッコいいから、ま!いっか!
でした。
残念ながら違いは実感は出来ませんでした。
toppingのUSBケーブルが悪くなかったのでしょうか。
自作ケーブルを作って交換すれば素人でも音の違いが分かるの?
結論
素人でも違いは分かる。
ただし、交換前のケーブルが重要だと思いました。
良いケーブルから、良いケーブルに替えても、違いが分からないかもしれません。
前回のような、恐らく中華製のクソ安ステレオミニケーブルから変えれば、誰でも分かるくらいに変化があると思います。
度々論争が起こるのも頷けます。
また、ケーブルによってキャラがあるのかもしれませんね!
いや、あったら面白いですよね!
「BELDEN 88760」は
解像度が良くなりやすく、中高音が強く出やすい。
こんなキャラでした。
音の感じ方は十人十色です。
あくまで、これは個人的見解です。
しっかしCLASSIC PROはコスパの鬼だなぁ、おい。