SONYにヘッドホンのパーツを注文してみたよ!購入までの流れと対応。



 

どうしても必要な部品がある。

この部品さえあれば簡単に直るのに見つからない…

そんなことありますよね?

ヘッドホンを修理していると、そんな状況に何度も出くわします。

SONY『WH-1000XM2』

ジャンク品として3000円程で売られていたヘッドホンです。

スライダー部分の破損という状態で売られていました。

スライダーを交換すれば簡単に直せます。

簡単な気持ちで購入しました。

ポッキリいってます。

反対側もヒビが入っています。

では交換する部品を探しましょう。

まずはサウンドハウスさん。

外側のスライダー部分が売っていますね。

1000円なら安いものです。

対になる内側のスライダーです。

「販売終了しました」

WH-1000XM2は約5年前の2017年10月に発売されたヘッドホンで、もちろん生産終了品です。

外側のスライダーが売っているだけでありがたいものです。

サウンドハウスさんで取り扱っている純正パーツは、基本的に需要が高い部品なので壊れやすい部分なのでしょうね。

 

はぁ…AliExpressで「WH-1000XM2 Parts」で検索っと。

ヘッドホンより高くなるがな…

黒は2000円くらいです。

廃棄されたものか、それを再塗装されたか、3Dプリンターで作ったものだと思います。

SONYはマレーシアで作っていたと思うので、流れた物ではなさそうです。

メーカーから買っ…(ヾノ・∀・`)ナイナイ

高いので見送ります。

AliExpressで欲しい部品があれば、大体「製品名」+「Parts」、「earpads」、「Head Band」等で出てきますよ。

 

こうなればSONYから直接購入するしかありません!

 

どこから問い合わせるか分からないのでホームページを見てみましょう。

www.sony.jp

まずは上部ヘッダー部分の「総合サポート・お問い合わせへ。

 

次に「付属品の購入」へ。

修理のご相談や、お問い合わせではありませんのでご注意を。

 

ズラーっと並んでいる項目は無視して「メールで注文・お問い合わせ」へ。

 

下記1、2に同意してメールで問い合わせる」へ

メールで何度かやり取りがあるみたいです。

それよりも同意とはなにか見てみましょう。

 

しっかり読みま…な!長い!要約します。

・配送中の破損以外、SONYに責任がないことでは返品できまへん。

・届いて8日以内に電話しなかったら知りまへん、うちに責任あってもやで。

・15日以内にやり取り終わらんかったら、このハナシはお流れや。

・いつもニコニコ代引き払いや、現ナマ用意しといてや。

・個人情報やら購入規約も読んどいてや。

こんな感じです。(関西の方本当にスイマセンでした…。)

では次に進みまひょ。

 

名前・メアド・電話番号・住所を入力します。

そして製品情報を入力します。

間違いがあってはならないので、SONY公式HPにある製品ページの情報を入力しましょう。

 

製品名で検索すると出てきます。

これをコピペしちゃいましょう。

これで間違いは無く、確実に伝わるでしょう。

次にほしい部品の詳細を入力しましょう。

 

今回はこの3品4点を頼みます。

部品番号はサウンドハウスさんやネットの情報で調べましたが、確実でなければ書かない方がいいですね。

部品名は間違えないようにします。

この後は担当者とやり取りがあるので、その時に聞いてもいいと思います。

入力が終われば送信を押します。

 

すると半日後にメールが届きました。

 

注文の確認と諸注意が記載されています。

部品番号は合っていたのでしょうね。

 

金額や在庫状況ですね。

思っていよりも部品や送料・手数料が安いです。

在庫がないので納期未定になりました…そうだよね…

でも、ちょっと待てよ。

上 スライダ1144円(税込)???

業販だから安くなるに決まってますけど…

上スライダのみ注文を取り下げます。

他の部品は「注文する」と伝えます。

上スライダは安くて確実に買えるサウンドハウスさんで購入します。

 

その後、注文内容を変更した同じ内容のメールが届きます。

「注文する」と返信します。

 

めでたく注文になりました。

WEBの問い合わせからここまで2日間になりますが、思ったより早く進みますね。

部品が入荷次第、連絡がくるみたいですね。

ええ、もうイヤな予感がビンビンしますよ…

 

─────4日後の事でした。

イヤアアアアアア!!!!イヤアアアアア!!!!!!!ウギョロォォォゥゥゥ・・・

こんなことで挫ける私ではありません。

「今回はここまで」の画像は出さぬぞ…まだ出さぬぞ…

AliExpressの商品ページを直ぐに開き、プラリペアを手元に置いて交互に見比べます。

 

交互に見比べ続けて2日後、首がもげそうになっていたところにメールが一通。

 

テンm…それをh…いや、いけません、それはいけません。

ひとつの仮説を立てます。

印字があるだけで左右どちらも同じ形状ではないかと。

数量を変えて注文します。

そして、その2日後にメールが来ます。

 

こっちは入荷できるのね…良かった。

そして25日。

 

代引で支払いました。

なにも変わりなく普通に届きます。

運送会社の伝票です。

木更津から来てるんですね、面白い。

ちゃんと納品書もあります。

マレーシアから来ていただきました。

これで直せます!

左右が同じ形状だといいのですが。

WH-1000XM2の修理もブログに書ければと思います。

以上がSONYに部品を発注した時の流れになります。

パーツに困ったときはメーカーに問い合わせてみるのも手だと思います!

 

まとめ

 

1.古いパーツでもワンチャンある。

生産終了した製品でも諦めてはいけない。

ヘッドホンの修理が捗るね!

 

2.部品の名称と注文かどうかを明確にする。

誤発注の返品は出来ません。

不安であれば担当者さんに聞きましょう。

 

3.思ったより安くて早い。

ここまでのやりとりがあっても、WEBでの問い合わせから商品が手元に来るまで2週間かかってません。

ロングセラー商品や新商品は在庫が有ると思うので、もっと早いと思います。

 

ありがとうSONY

サービスマニュアルとか誰でも観覧できるようになって、部品番号とか分かるようになればいいのにね。