2022年に購入した「aune audio」X1sGT。
このUSB DACはエントリー機ですが、外部クロックジェネレーターとの接続が可能です。
せっかく備わっている機能ですのでクロックジェネレーターを導入してみようと思っていました。
しかし、価格は安くても２、３万円からになります。
そのうち…そのうち…と思っていましたが、なかなか購入に踏み切ることができませんでした。
そんな時に激安クロックに突撃した勇者が現れたのです。
まいまいオーディオさんが中華製のクロックジェネレーターを購入しました。
音質比較も公開してくださり、音質変化の確認ができました。
これに感謝しつつ後に続きましょう。
そもそもマスタークロックジェネレーターとは？
データ転送時に起こるジッターを抑え音質改善に働く装置です。
正直上手く説明できる自信はないです。
まいまいオーディオさんが分かりやすく説明しています。
まずは、所持しているX1sGTが激安クロックに対応しているか確認してみましょう。
X1sGTのマニュアルから抜粋しました。
10MHzのクロックと接続できるみたいです。
続いてクロックジェネレーターの仕様を見てみましょう。
10MHzの確認ができたので早速購入しましょう。
春節で到着に少し時間を要しましたが、届いた激安クロックジェネレーターがこちら！
いつものように汚い袋に入れられて到着したのですが、思ったより小さい気がします。
イヤホンと比較して小ささが分かると思います。
果たしてコレが動くのでしょうか？
裏ですが、フラックスの跡が汚いです。
綺麗にしておきましょう。
他にDACと接続するケーブルと電源が必要です。
X1sGT側はマニュアルにもあった通り50ΩのBNCで接続します。
クロック側はSMAでの接続になります。
また、こちらも商品ページにもありましたが50Ωのケーブルで接続します。
Amazonで見つけたのがこちらです。
1000円以下と値段も安く、BNCオス－SMAオスの50Ωでピッタリでした。
他に品質の良いケーブルもありますが、まずはこれで試してみてからですね。
続いて電源ですがDC7－13V1Aとのことです。
12V1Aがベターでしょう…が、手持ちで見つからなかったので購入です。
こちらも1000円もかからず購入できました。
届いた電源です。
問題無さそうです。
クロックに電源ケーブルが付属しているので、電源を引っ張ってくることも可能です。
ケーブルも届きました。
品質に問題はありませんが、安っぽさはありますね。
プラグ部ですが、綺麗に作られています。
BELDENのケーブルで自作することも考えましが、工具を用意することを考えると１本作る位なら買ったほうがいいと判断しました。
まずはDACと接続します。
挿して時計回りに回せばカチッとロックされました。
続いてクロック側です。
テレビにアンテナのケーブルを接続するときと一緒です。
挿してクルクル回せば完了です。
電源を入れてみると緑色のLEDが点灯しました。
X1sGT側もB/Cのランプが点灯し、クロックジェネレーターを認識しました。
クロックの販売ページにウォームアップ時間が約5分とあったので少し放置します。
1番音質の変化を感じ取れやすいCD900STで試聴してみます。
音質の違いは明らかでした。
音がまとまるとかバランスが良くなったという感想を見たことがありますが、コレに関して言えばそんなことはありません。
もっと音にメリハリがでます。
音の強弱がハッキリし、クリアになります。
定位や音場の変化はあまり感じ取れませんでした。
排他にした時の変化に近いと思いました。
Amazon Musicの排他モードの違いが分かる方は想像できるかと思います。
変化量は半分くらいですが…
これより高価なクロックジェネレーターは更に音質変化するのでしょうか？
ケーブルを換えたら？もう少し電圧を上げて負荷をかけたら？色々と楽しめそうですね。
今回購入したクロックジェネレーター。
https://s.click.aliexpress.com/e/_DlSYZMN
2000円という安さでクロックジェネレーターの効果を実感できるので面白いと思いました。
ケーブル等を用意しても4000円で全て揃いました。
音質が良くなったので、X1sGTや対応する機器をお持ちの方はぜひ試してみるのをオススメします。
まいまいオーディオさんのブログは、今回のクロックジェネレーター以外にも色々な記事があって面白いのでぜひ見てみてくださいね！
