WF-1000XM3の充電ケースが充電できないというジャンク品を購入したので、バッテリー交換に挑戦してみましょう。
届いた充電ケースです。
外装の状態はそこまで悪くありません。
ケーブルを挿しても充電されません。
早速分解してみましょう。
外装カバーと内部パーツの間に薄いヘラを入れて、煽りながら引き出していきます。
あまり深く入れずに引っ掛けるように何度も何度も繰り返し煽ります。
無理すると外装が変形してしまいます。
ここまで抜ければ厚めのスパッジャーも使用可能です。
できる限りプラスチック製を使って傷つけないようにします。
このくらいで裏からも作業できるようになります。
左右、表裏と様々な箇所から引き出していきます。
ゴールです。
手で引き抜けます。
表側です。
充電時のLEDはアクリルで反射させているのですね。
バッテリーは一番下に装着されています。
裏側です。
こちらにメインの基板がありますね。
右下にある赤と黒の配線コードがバッテリーと繋がっています。
外せるコネクタは全部外してしまいます。
ハンダごてを使って慎重にバッテリーの配線を外します。
車のバッテリーはマイナスから外すので、同じようにマイナスから外します。
続いてプラス側も外したら、念のためゴムテープ等で先端を巻いて絶縁しておきます。
バッテリーはしっかりと両面テープで接着されています。
無水エタノールを垂らしながら作業します。
火が吹かないように祈りながらバッテリーを剥がしていきます。
無事にバッテリーを外すことができました。
完全放電しています。
バッテリーを廃棄するときは、お住まいの市区町村のごみ捨てルールに従って捨ててください。
そして、交換するバッテリーはこちらです。
なんてファンシーなパッケージなのでしょう!
こちらのバッテリーは3.7Vで800mAhです。
純正バッテリーは同じく3.7Vで700mAhだったので、少し容量が増えますね。
では装着してみましょう。
同じ位置で装着し、ケーブルを押し込んで基板側に出るようにします。
両面テープが残っているので、そのまま収めるだけで外れることはありません。
外した順番と逆にプラスから配線します。
ケーブルの位置を決めてコネクタ類を装着します。
では、祈りながら充電してみましょう。
異常発熱などの問題は見られませんでした。
表側です。
LEDも点灯して問題ないようです。
これで充電ケースのバッテリー交換は完了です。
残念ながら爆発しませんでしたね。
ついでにイヤホン本体のバッテリーも交換してしまいます。
本体・充電ケース共にバッテリー新品のWF-1000XM3が完成しました。
その後、問題なく動作しています。
まとめ
①交換は可能だが少し危険。
バッテリーのハンダづけは自信がなければ止めておきましょう。
それ以外の難しい作業はありません。
②バッテリーの入手は可能。
Amazonでの購入は少し怖いですね。