長かった…長かった…やっと届いたぞ!
ドナーとなったMDR-1A用のドライバーユニットが、ようやく届きました。
早速開封していきましょう。
思ったよりちゃんと梱包されてますね。
コンタクトレンズが入っていそうなトレイを開けてみます。
この記事は後編になります!
ぜひ前編
MDR-1A ドライバーユニット交換してみた - sat03’s blog
をご覧になることおすすめします!
お~ちゃんとドライバーユニットだ~
裏も見てみましょう。
見た目は大丈夫そうです。
しかし相手は中華です。
ちゃんとテスターを使って確認しましょう。
赤色に塗ってあるのが「+」で、正反対が「-」でしょう。
ちゃんと31Ωと数値が出ています。
3…1…Ω…?
さて、ここで何を購入したか見てみましょう。
狙いのドライバーユニットは─────
①40ミリサイズのもの
②1000~2000円で買える
③使ったことのないヘッドホンのドライバーユニット
もちろん購入したのはAliExpressです。
日本でも買えますが、やはり高い…良い物は大体3000円オーバーです。
では、この条件に合う商品をAliExpressで物色します。
候補はいくつかありましたが評価も上々なこちらに決定。
Marshallってあのギターアンプで有名なMarshallだよねぇ…
(多分コピー品みたいな物だと思うけど)
Marshallがヘッドホンを売っていたという衝撃と共に今すぐ購入。
すぐにブログを更新したかったのですが中々届かない。
待っている間になにか出来ないかと思い…
思いついたのが…
ここに塗装を剥がしたハウジングがあるじゃろう。
これをこうして。
こうじゃ!!!!
なぜかは分かりません。
なぜ人は塗りたがるのでしょう。
塗装のハゲた部分があったので、どうせなら塗ってやろうと。
れんちょんカラーにしたかったのに…
なんでこんなに毳毳しいの…
まぁ、それは置いておいて装着作業しましょう!
とりあえず付けてみましたが…スカスカです。
ポン付けとはいかなかったみたいです。
穴の経が合わない。
やはりプロテクターを付けないとダメみたいです。
前回、分解する事が出来なかったMDR-1Aのドライバーユニットと闘うことを決意。
もう一度構造を─────
裏から破壊することを決意。
勝ったな…
そすんすしすぎた感はありましたが、撃破。
早速付けてみましょう。
完璧じゃないでしょうか?
しっかりと嵌っております。
組み込もうと思いましたが、ここでちょっと配線で問題。
元々の電子版(ターミナル?)が無いので、右に向かう配線は直結しないといけません。
技術も断線も不安です。
先程破壊したドライバーユニットを見てみます。
裏を見てみます。
あ、隣同士繋がってるだけだ。
ならば、
こうして使いましょう。
これで配線問題も解決です。
組んでいきます。
ぴったりです!
グルーガンで切った電子板と隙間を埋めちゃいましょう。
雑…
汚いけど仕方ありません。
技術がありません。
はんだ付けをしていきましょう。
なんとか大丈夫ですね。
あとはイヤーパッドを付けて試聴をします。
それでは音出し確認です。
大丈夫です!ちゃんと左右からノイズもなく聞こえます!
紛争回避です!
では、試聴してみましょう。
…良いです。
しっかり良い音で鳴っています。
これがMARSHALL Major II(多分…)の音!
では通常のMDR-1Aの音と比べてみます。
ドライバーユニットを換えた音は
①音場が狭くなって広がりが無くなった。
良く言えば1つ1つの音が近くなった。
決して悪くなったという事ではありません。
②低音が引き締まった。
低音が強さはそこまで変わりませんが引き締まりました。
ちょっとボワついた感のあったMDR-1Aの低音。
これで他の音が少し消されちゃってました。
勿論この低音が良くて愛用してたわけですが…
バスドラムの中に毛布を入れた時の様に変わった感じです。(?)
③高音が抑え気味になった。
少しシャリついた感じが無くなりました。
高音の伸びが悪くなりました。
④音の解像度が少し悪くなった。
これは間違いなく感じられます。
⑤SONY独特の音ではなくなった。
分かる人はいないかもですがSONY独特の音ってありますよね。
あれはなくなりました。
これは好みなので良し悪しではありません。
こんな感じでしょうか?
良くなった悪くなったではなく、キャラが変わった感じでしょうか。
完全に好みの問題だと思います。
部品取りで買ったヘッドホンでしたが、自家塗装で愛着も出たことだし愛用してみようと思います。