【本レビューはHidizs様よりご提供をいただいたサンプル品に基づき記事を作成し、プロモーションが含まれます。】
Hidizsより、2月24日発売の新作ドングルDAC「SD2」をお預かりしました。
従来のドングルDACとは異なり、デバイスに直接装着するタイプで、ケーブルの煩わしさから解放された製品です。
本記事では、発売前のSD2を実際に使用し、音質や性能をレビューしていきます。
では、気軽に使える簡単なドングルDAC「SD2」を見ていきましょう。
SD2のパッケージは、従来のHidizsのドングルDACと同様に、シンプルでスタイリッシュなデザインを採用しています。
正面には製品の写真とロゴ、裏面には仕様が記載されています。
-パッケージ内容-
・SD2本体
・説明書、保証書、合格証
・Type-C to USB-Aアダプタ
・Lightning to Type-Cケーブル ※公式からの販売限定
Lightning to Type-Cケーブルが付属しているのは、珍しいです。
スマートフォンはUSB Type-Cコネクタが主流となり、新型iPhoneでも採用されました。
しかし、多くのユーザーは依然としてLightningコネクタのiPhoneを使用していると思います。
SD2にはLightning to Type-Cケーブルが付属しているので、変換コネクタを別途購入することなく、多くのiPhoneユーザーがすぐに使用できます。
いや、これは本当に助かります。
-デザイン-
SD2の本体は、独特な形状をしています。
コネクタを頂点とすると、ケーブルの挿入角度は45度となります。
小さい筐体の材質はアルミとプラスチック製で、重量はわずか6gと非常に軽量で、持ち運びにも便利です。
入力端子はUSB Type-C、出力は3.5mm、シングルエンド接続のみとなります。
従来のドングルDACとは異なり、ロボットアニメに出てくるメカのような、メカメカしいデザインが特徴です。
-製品仕様-
SD2のDACチップにはESS Sabre ES9270が採用されています。
ハイレゾ認定された本機はPCM 32bit/384kHz、DSD128までネイティブ再生可能です。
音源のフォーマットやサンプリング周波数に応じて、LEDの色が変わります。
周波数応答 | 20Hz~40kHz |
出力電力 | 3.5mm PO:70mW+70mW@32Ω |
THD+N | 0.0015%@32Ω |
S/N 比 | 118dB |
チャネル分離 | 64dB |
対応システム | Windows、iOS、Android、HarmonyOS など |
使用方法は非常に簡単です。
スマートフォンやPCなどのデバイスにSD2を接続するだけで使用できるようになります。
※音楽を再生する前に、必ず音量を低く設定してください。
iPhoneでも、付属の変換ケーブルを繋ぐだけで、手軽にハイレゾ音源を楽しむことができます。
-音質-
実際にSD2を使い音楽を聴いてみました。
パソコンのUSBポートに挿し込むだけで認識し、問題なく音声出力できました。
音質は自然で味付けの少ない印象です。
特定の音域が強調されることなく、バランスが良いです。
低音域はしっかり沈み込み、迫力のある音になります。
中音域は特に音の輪郭がハッキリして、ボーカルも鮮明に聞こえます。
高音域もキツくなることなく、クリアで十分な解像度です。
空間も広く感じられました。
ノイズもなく、非常に聴きやすいので、どんな音楽にも合うと思います。
出力に関しては、イヤホンであれば余裕をもって鳴らせると思います。
ヘッドホンに関しては、ポータブルヘッドホンであればギリギリ鳴らせるかな?といった印象です。
音量を上げすぎると高音域がピーキーになり、破綻する可能性があります。
基本的にはイヤホン専用と考えて良さそうです。
-使用感-
お気に入りの使い方は、SD2をタブレットに装着して映画やアニメ、動画を見ることです。
有線イヤホンを使えば、迫力のある音でコンテンツを楽しむことができます。
タブレットをアームで固定して、ベッドで横になりながら映画などを高音質で楽しんでいます…ダメ人間製造機ですね。
Windows 11、iOS、Android、Fire OSのデバイスに接続しましたが、すべてプラグ・アンド・プレイで問題なく使用できました。
ケーブル接続が不要なので、OTGケーブルの断線による接触不良など、故障リスクは非常に低いと思います。
さらに、イヤホンの接続には角度があるため、イヤホンケーブルへの負荷も少ないと考えられます。
イヤホンと同程度の大きさで使い勝手が良く、トップクラスで手軽に使える簡単なドングルDACだと思います。
-総評-
HIDIZS「SD2」は、従来のドングルDACに比べ、軽量・小型でトップクラスで使い勝手が良い。
OTGケーブル不要で故障リスクも低く、音楽、映画、ゲームなど幅広い用途で手軽に高音質が楽しめる。
そっと手の届く場所に置いておきたい、そんなドングルDAC。
今回紹介したホワイトに加え、グレーとブラックの3色から選ぶことができます。
Hidizs SD2は、2月24日に発売です。
価格は39.99ドルですが、HIDIZS OFFICIALでは200台限定で「31.99ドル」の特別価格で購入できます。
さらに、割引コード「SAT035OFF」を入力すると、5%OFFで購入できるチャンスです。
Amazonでも6999円にて販売されます。
こちらでも割引コード「SAT03333」を利用すると、7%OFFが適用されます。
Lightning to Type-Cケーブルは、HIDIZS OFFICIALとAmazonのどちらでも付属します。
※Amazonで購入する場合は、販売元が「HIDIZS JP」であることを確認してください。