【本レビューはNICEHCK様よりご提供をいただいたサンプルに基づき記事を作成しており、プロモーションが含まれます。】
ケーブル販売で知られるJIALAIが初のイヤホンを発売しました。
JIALAIがどのような音作りを追求しているのか、非常に楽しみです。
今回は、実機を聴きながらCaratをレビューしていきます。
ピカピカの金属ボディで、撮影が難航したCaratを見ていきましょう。
パッケージ
光沢のあるパッケージは、文字だけのシンプルなデザインで高級感があります。
裏面には、製品の仕様が分かりやすく記載されています。
パッケージを開封すると、光沢のあるイヤホンが収められています。
とても高級感のある仕上がりです。
ただし、フェイスプレートは保護されていないため、取り扱いには注意が必要です。
他に、イヤホンケースが同梱されていました。
アクセサリー
- イヤホンケース
- シリコンイヤーピース(黒・太軸):S/M/Lサイズ
- シリコンイヤーピース(黒):S/M/Lサイズ
- シリコンイヤーピース(青):S/M/Lサイズ
- ケーブル:OFC、3.5mmプラグ、0.78mm2Pinコネクタ
- 説明書
イヤーピースは3種類、イヤホンケースも付属しています。
ケーブルもしっかりしていて、充実したセット内容になっていると思います。
本体詳細
ビルド
まばゆく光るを放つフェイスプレートとシェルはとても美しいです。
アルミの削り出し加工で製造され、鏡面仕上げとなっています。
ですが、傷がつきやすいと思うのでコーティングは必須、取り扱いには少し神経質になるかもしれません。
重量は片側5.1gと金属筐体としては非常に軽量です。
ノズル口は5.8mm、ステムは4.7mmと平均的な太さでした。
どのイヤーピースでも問題なく装着できます。
ちょうど耳にフィットする位置を探す必要がありましたが、見つかれば本体の軽さも相まって、非常に快適です。
長時間装着しても疲れにくいと感じました。
スペック
ドライバー | 10mm-DLCチタンコート |
感度 | 107dB |
インピーダンス | 32Ω |
周波数帯域 | 10Hz - 28kHz |
サウンド
使用環境
音質
高音域
高音域は、硬くカチッとした音質が特徴です。
解像度が高くクリアで、キラキラした音が美しく響きます。
音の分離が良く、伸びも十分です。
また、高音の刺さりは感じられませんでした。
中音域
中音域のヌケが良く、あっさりとして聴きやすい。
女性ボーカルの繊細さも表現されていて、とても上手だと思います。
しかし、音数が多い楽曲や特定の音色によっては、ガチャガチャと粗く聴こえてしまうことがあります。
低音域
低音域は、弾力があり、キレも十分です。
サブベースが前に出過ぎることなく、全体的にバランスが良いと感じました。
定位・音場
音場は普通から広め、定位感も良好です。
リケーブルやアンプについて
イヤピの交換やリケーブルを推奨します。
中・低音域の音質を補うセッティングが良いと感じました。
また、アンプはドングルDACがあれば十分だと思います。
総評
JIALAI Caratは、美しい筐体で「まばゆく光る」という言葉がぴったりイヤホンです。
特筆すべき音質は、寒色系でキラキラと輝くような高音域の美しさです。
高音域を聴かせるインストやアコースティックの楽曲が好きな人には特におすすめです。
JIALAIの技術力とデザインセンスを考えると、次回作も期待できます。
販売情報
価格は約1万円にて販売中です。