See audio 『YUME 2』レビュー。音色も筐体もピカピカのブライト。

 

See audio YUME 2 が国内で販売されました。

紆余曲折を経て手に入れたこの愛機をレビューしていきましょう。

 

セール期間やコロナの影響で購入から1ヶ月で到着しました。

待った甲斐があり、とても素晴らしいイヤホンでした。

と、そんな一言では終わらせれないほど大変でした。

購入後の仕打ちも中々で…同時期に購入した皆様、いや、兄弟、お疲れさまでした。

愚痴で1記事書けそうですが、それは置いといてパッケージから見ていきましょう。

 

タロットカードのようなデザインのパッケージです。

重量感のある箱を開けていきます。

 

すぐにイヤホン本体とご対面です。

傷一つない綺麗な金属筐体で安心しました。

 

 

カラフルなイヤーピースと、可愛いロゴのケースが出てきました。

 

結婚のプロポーズで使われそうなケースからは指輪ではなく、ケーブルと缶バッチが出てきました。

色々出てきて楽しいです。

 

コネクタは0.78pin、3.5mmの3極プラグです。

プラグもコナクタもスライダーもピカピカですね。

 

6NOFCのケーブルは肌触りがよく、シルキーなケーブルです。

このケーブルが中々に優秀です。

 

イヤーピースはシリコン製です。

サイズは5つ、軸の色がそれぞれ違い可愛らしいですね。

 



イヤホン本体、ケース、ケーブルにイヤーピース。

マイクロファイバークロス、ノズルにつける替えのメッシュ、缶バッチ。

冊子、可愛いポストカードに贅沢なワランティカードです。

沢山の付属品で聴く前に満足してしまいそうになりますが…

 

特典で貰った愛くるしいRINKOちゃん人形です。

では、本体を見ていきましょう。

 

※今回、本体写真は少なめです。汚いオッサンが映り込んでしまいます。

綺麗なアルミニウム筐体です。

よく売り文句で使われる「航空機とかに使われている硬いアルミニウム」です。

シルバーアクセサリーのようなデザインです。

 

2pinコネクタは少し奥まってフラットではないです。

本体は薄めで装着感は良いです。

 

ノズルは若干太めですが、イヤーピースの交換に苦労することはなさそうです。

では、ケーブルを挿して試聴していきましょう。

 

 

YUMEIIはリキッドシリコンという材質の振動板採用された、8mmのDDと2BAです。

1DD2BAのハイブリッド構成は好きなので楽しみです。

L.F.C Pro テクノロジーというシステムで、DDとBAの干渉を抑えてるみたいですがよく分かりません。

 

感度は113±1db、インピーダンス: 17Ωです。

周波数帯域は20hz-20khzになっています。

 

【使用環境】

TOPPING E30(AK4493)+L30

付属6N OFC 銀メッキケーブル SE接続

final イヤーピース Eタイプ Mサイズ

 

第一印象は「固くて明るい

 

とにかく明るいです。

イコライザーのTREBLEを目一杯上げた感じです。

解像度はかなり高く、キラキラしています。

金属筐体の影響か、固く無機質です。

かといって耳にダメージは無く、キンキンと刺さったりすることはありません。

この音に慣れると、他のイヤホンが暗く感じるかもしれませんね。

 

このイヤホンの1番素晴らしいのは中音域にあると思いました。

音の分離感が素晴らしいです。

ボーカル、ギター、音数が多くても聞き取れます。

引っ込むことも前に出ることもなく、バランスよく鳴ります。

あ、これが「L.F.C Pro テクノロジー」でしょうか、分からせられました。

硬かった高音域から下がっていくと音が柔らかくなっていきます。

 

腰高な軽い低音です。

もちろん下まで出てはいますが、ドラムも「ドンッ!ドンッ!」というよりは「デンッ!デンッ!」と感じます。

よく動くベースラインはグイグイとしっかりとついてきます。

この低音域が全体の音のバランスをとっているのでしょう。

 

定位が良く、音場は全方位で広めです。

頭の周りを一周しています。

ボーカルは近めでコーラスの位置もはっきりしています。

全体の迫力はそこまでありませんが、音の厚みは感じ取れます。

 

不得意なジャンルはありませんが、特に女性ボーカルの打ち込み系が強いと思います。

速い曲でも音数が多くてもお手の物、余裕で鳴らしますよ。


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色々試してみましたが、優秀な付属のケーブルを超えてくるものはあまり見つかりません。

強いて言えばこれくらいでしょうか。

 

 

 

なんか特典も増えたし安くもなってます。

「今」が買いどきです…クヤシイ…

www.e-earphone.jp

国内ならeイヤホンさんがオススメ。

Amazonは1/16現在、オススメできる出品者さんはいません。

 

明るく特徴的な音質なので、合わない人もいるかも知れません。

気に入ったらトコトン気にいると思います。