10月28日に、MaestraudioからMA910SR TVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」Editionが発売されました。
U149は、ソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』の漫画化作品で、アニメ化もされた人気コンテンツです。
そんなU149とオーディオブランドMaestraudioがコラボしたイヤホンで、ベースモデルには評価の高いMA910SRが使用されています。
果たしてこのイヤホンはただのファン向けのアイテムなのでしょうか?それとも、ベースモデル同様に優秀なイヤホンなのでしょうか?
今回は、有線イヤホンについてあまり詳しくない方にも分かりやすくレビューができればと思います。
さあ、可愛い可愛いイヤホンを見ていきましょう。
テレビアニメに登場した第3芸能課のアイドルたちそれぞれ、9つのモデルが用意されています。
各モデルのパッケージとイヤホンには、アイドルのイメージカラー・シンボルがデザインされています。
今回、購入した櫻井桃華モデルのイメージカラーは桃色、シンボルはティーカップとなっています。
パッケージの裏面はU149のシンボルマークがデザインされています。
カバーを外してボックスを取り出すと嬉しい誤算が待っていました。
なんと、橘さんがお出迎え。
これには、テンションが上がったプロデューサーも多いのでは?
そして、ボックスを開けると可愛いイヤホンのお目見えです。
更に付属品が入っていたので見ていきましょう。
まずはケーブルから。
MA910SRはケーブル交換が可能で、噛みちぎったり、踊った拍子に断線した際に、ケーブルだけ交換して修理可能です。
おおよそ1500円で売られているiSep01というイヤーピースが付属されています。
サイズは4種類あり、真ん中の軸部分がカラフルで素敵ですね。
好きな色 耳の形にあったサイズを装着します。
水色のコードリールが付属しています。
コードリールが付いているイヤホンは初めてだったので少し驚きました。
材質は本革で質感がとても良いです。
また、保証書には左右判別法が書いています。
デザインが可愛いベロア生地のポーチも付いていました。
内容物は以上になります。
イヤホンを使用する際に必要なアクセサリーが全て含まれており、デザインも可愛らしく、メーカーの本気度が垣間見えます。
それでは、イヤホン本体を見ていきましょう。
イヤホンの外側に見えるハート形のフェイスプレートは、アルミ製です。
左耳にはU149のシンボルが、右耳にはアイドルのシンボルがデザインされています。
ケーブルを接続するためのコネクタにはMMCXが採用されており、ベースモデルのPentaconn earコネクタよりも汎用性があります。
対応しているケーブルは多く販売されているので、入手性が高くなっています。
シェル本体は透明な樹脂製で、フェイスプレートの反射が美しいです。
イヤホンの重さは片側で3.1gと非常に軽く、装着感が良くて快適です。
また、耳に入れる部分のノズルは6mmで、ステムは4.7mmです。
これは平均的なサイズで、もちろん個人差はありますが、筆者は長時間の使用でも耳が痛くなることはありませんでした。
製品仕様
- ドライバーは10mmのグラフェンコートダイナミックドライバーが1つと、9mmのRSTというツイーターが搭載されています。
- ベースモデルであるMA910SRから、U149の楽曲に合わせてボーカルの音像が捉えやすいようにチューニングされているとのことです。
- 感度:100dB
- インピーダンス:16Ω
- 周波数帯域:20Hz-40kHz
実際に音を出して使用してみましょう。
ケーブルの先にLRが印されているので、イヤホン本体のコネクタにカチッと挿しこめば準備完了です。
今回使用したケーブルはJSHiFi-Hi8、イヤーピースは水月雨-清泉です。
個人差はありますが、ケーブルやイヤーピースの交換によって音質が変わるので、自分好みの音に近づけるのが楽しいです。
付属していたアクセサリーは大切に保管しておきます。
音質について
バランスが良く、適度に盛られた低音域、明瞭感のある高音域です。
低音が他の音を邪魔したり、高音がキンキンとしたきつい音は皆無で、大人しい印象。
全体的に音が柔らかく繊細です。
新たに加えられたチューニングなのでしょうか、ボーカルが近く立体的に響きます。
音の広さは普通で、狭いと感じることはありませんでした。
軽快な音なので、元気で明るいU149の楽曲や、女性ボーカルのアニソンにはピッタリです。
逆に、EDMやメタル等の激しい楽曲を聴くには向かないと思います。
Maestraudioのイヤホンは初めて聴きましたが、良いイヤホンを作りますね。
最近はもう少し低音が出るイヤホンばかりだったのでスッキリした音は新鮮に感じます。
再生環境について
イヤホンのスペックによっては、スマホで聴くにはパワーが足りずに音が小さいことがあるので試してみます。
MA910SRは、スマートフォンに直接接続してもしっかりと音が出るため、問題ありませんでした。
さらに、ドングルDACと呼ばれるアンプをスマホに接続して使用することで、迫力が増して高音質になります。
スマホやタブレットでイヤホンを使用する際には、ドングルDACを一緒に使用することをおすすめします。
音楽やゲームが楽しくなることでしょう。
実際に使用して気になった点
- フェイスプレートの白いプリント部分が傷がつきやすいので、丁寧に扱う必要があります。また、可能であれば厚めのコーティングを施工すると安心です。
- 最初に聞いた音は中音域がこもり、低音が出ないのでバーンイン/エージング(慣らし運転)を推奨します。10時間ほど音楽を流しておけば徐々に音質が良くなるでしょう。
- ボーカルの響き方が独特なので、一部の人には不自然に感じるかもしれません。
桃華はパッケージの横にいました。
今回のコラボモデルはファン向けのアイテムとしても、イヤホンとしても素晴らしい出来だと思います。
プロデューサー皆様には、楽曲を聴くだけでなく、デレステなどのゲームプレイ時にも使えるイヤホンだと思います。
また、評価を得ているベースモデルMA910SRと同様に、素晴らしいイヤホンに仕上がっている思います。
オーディオ好きの方にもおすすめできるイヤホンです。
デザインの可愛らしいでイヤホンに興味を持った方にも、当然オススメできるイヤホンとなっています。
定価は14900円です。
モデルは全9種、各販売店で購入可能です。
※売り切れているモデルは11月下旬お届け予定分として予約受付とのことです。
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各社、割引やオマケが付いていたりするのでチェックしてみてください!
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