【本レビューはHidizs様よりご提供を頂いたサンプル品に基づき記事を作成し、プロモーションが含まれます。】
今回はHidizsより発売されているドングルDAC「XO」を試してみます。
価格は約99ドルです。
商品画像では、ドングルDACが光り輝いているように見えましたが、実際の製品はどのような仕様なのでしょうか?
さあ、見ていきましょう。
パッケージデザインはシンプルであり、裏面には製品の仕様が記載されています。
HIDIZSのドングルDACは、プラスチック製のケースに収められています。
これにより、輸送中のダメージにも安心感があります。
ケースを開けると、本体が現れました。
カラーはローズゴールドです。
付属品を見ていきましょう。
Type-C to Type-Cケーブル、Type-C to USB-Aアダプター、マニュアル、そして保証書が同梱されています。
ほとんどのデバイスはこのセットだけで使用可能ですね。
ただし、iPhone 14以前のモデルで使用する場合には、別途Lightning to Type-Cアダプターが必要です。
本体を詳しく見ていきます。
入力端子はType-Cで、出力は3.5mmSEと2.5mmバランス接続に対応しています。
表面にはボタンが2つ配置されています。
〇ボタンを押すと2種類あるデジタルフィルタが切り替えられ、×ボタンを押すことでLEDライトの光り方を変更できます。
重さは16gで、サイズは縦2.4cm×横5.5cm×厚さ0.9cmです。
USBメモリとほぼ同じサイズで、非常にコンパクトです。
外装は堅牢な作りとなっています。
音源のフォーマットやサンプリング周波数に応じて、〇ボタンのLEDが変色します。
サイドのLEDには15種類以上のパターンがあります。
写真での紹介が難しいため、3パターンだけですが、動画を撮影しました。
個人的に気に入ったのは、最後の緑色に光るパターンです。
緑色が特徴の某メーカーのマウスと同じように光らせて、デバイスのLEDを統一させています。
もちろん、サイドのLEDを消灯させておくことも可能で、ピカピカ光らせるのが苦手な人でも安心です。
引用元:hidizs|xo
XOのDACチップにはES9219Cが2基使用されています。
PCMは32ビット/384kHzまでサポートし、DSDは最大256まで再生可能です。
また、MQAも対応しています。
製品仕様
周波数応答
20Hz~40kHz
出力電力
3.5mm :78mW+78mW@32Ω
2.5mm :195mW+195mW@32Ω
THD+N
3.5mm:0.0015%@32Ω
2.5mm:0.0005%@32Ω
それでは実際に使用してみましょう。
PCの場合はUSBで接続するだけで使用できます。
ASIOを使用する際には、公式からドライバをダウンロードすれば可能ですが、汎用ドライバのため、必要ないと思います。
Androidを使用する場合は、「USBデバッグモード」をオンにし、「OTG」オプションがある場合はそれもオンにします。
これは「設定」の「開発者向けオプション」から切り替え可能です。
開発者向けオプションを有効にするには、「設定」の「ビルド番号」を7回タップします。
ただし、機種によって方法が異なる場合もあります。
基本的にドングルDACに共通することですが、ケーブルはロゴ入りのコネクタを再生機器側に挿し、使用する際には必ず音量を下げてから操作します。
音質について
とても元気な音質で典型的なESSの音、という印象です。
特に高音域が明るくなります。
音は硬めで、ウォーム系のイヤホンは少し鋭くなります。
音場も広めです。
下から上までしっかりと圧があり、パワーも十分です。
音量を大きくすると高音域がきつくなります。
通常使用とは程遠い音量なので気になることはないでしょう。
歪みやノイズは感じませんでした。
GAIN設定、ボリュームボタンはありませんが、特に問題はありません。
発熱はそれなりにあります。
XOはまるでゲーミングデバイスのようなデザインですね。
手軽に使えるため、メインPCに接続して音楽を聴いたり、ゲームをプレイする際に利用しています。
カラーはとブラックとシルバー、そしてローズゴールドの全3色です。
HIDIZS公式ストアでは通常99ドルでの販売です。
更に15日からはBlack Friday & Cyber Mondayが開催されます。