KZ『ZSN PRO 2』レビュー。

【本レビューはどっかからの案件でもなければプロモーションなんて含まれません。なので、クソふざけた文章になっています。ただし、イヤホンの評価は案件だろうが自腹だろうがふざけようが変わらずレビューしています。】

 

えー全世界300万人のKZファンの皆様こんにちは。

そして、日本各地に生息するKZのエントリークラスが大好きだという親愛なる友人たち、ビークビックビックビックニュースだ!

聞いて驚け!KZからZSN PRO 2が発売されたのである。

そう、あのZSNシリーズの最新作ッ!

…ああ、分かっている、分かっているさ。

旧モデルと何が違うんだ?買う価値あるんか?…だよな?

all right!!!!!Sat03 Labsに任せてくれよな!

そうと決まれば、なんの商品か分からないようにシークレットで販売していたくせに、注文履歴にはバッチリ商品名が書いてあったZSN PRO 2を見ていくぜ!

 

 

でも逆にガッツポーズをとったね、PCの前でコロンビア状態さ。

なんせ、ここ最近はZSN PRO Xばかり使っていたからね。まさに青天の霹靂。

正直に言うともっと音質の良いイヤホンなんてたくさんあるんだ、でも、なぜかZSN PRO Xに手が伸びてしまう。

これはZSTXの時もそうだった。

オイラはこれをKZエントリークラスマジックと呼んでいるよ。

さぁ、いつもの見慣れたパッケージだ。

 

ちゃんとやれだって?何を言っているんだ兄弟!

いつもの慣れ親しんだパッケージがここにはある。

そこに言葉は必要ないだろう?そうだろう?

 

良いニュースと悪いニュースがあるんだ。どっちから聞きたい?

OK、良いニュースかい?見てみるんだ、ケーブルが銀メッキ処理されている。

前回紹介したEDX PRO Xからグレードアップされているんだ。

悪いニュースはイヤーピースが前回紹介したEDX PRO Xと同じ物だ。…なので、写真は使いまわしてもバレないな。

 

セット内容は以上だ!

アハァン?これ以上に何を求めるものがあるんだい?

 

フェイスプレートはZSNの系譜を継いでいる。

最近、フェイスプレートに文字を入れる後継機種があるな。

PR3もそうだったかな?カッコいいよね。

そして、樹脂の透明度がすばら…片側5.4gとフェイスプレートの分だけ少しだけ重い。

 

あぁ…太いよ…太くて短いよ…ZSN PRO 2の棒。

ノズル口の直径は6.2mm、ステムは5.6mmイヤピが装着しにくい。キレそう。

ノズルが太くてもいいぜ上等。軸の短いイヤピで上々。しっかり耳にフィットして良好。どんな音か膨らむ妄想。イエァ

 

【製品仕様】

ZSN PRO 2は、10mmのダイナミックドライバーと、新しい「30095」バランスドアーマチュアからなる1DD+1BAのハイブリッドタイプ。

感度     :108dB

インピーダンス:26Ω

周波数帯域  :20Hz-40kHz

 

 

【使用環境】

DAC・アンプ:TOPPING E30(AK4493)・L30

ケーブル  :KZ OFC銀メッキアップグレードケーブル90-3 (OFC-Silver)※終売品

イヤーピース:SONY EP-EX11M

エージング :10時間 

 

イヤピ、ケーブルともに付属品は使わないぜ!

だって、どうせ誰も使わないだろう?

はい、皆さん大好きドンシャリです。

僕も大好きドンシャリです。

ハーマンカーブ?ハァ?そんなんシラネイラネ。

そう、求めていたKZの音がココにある。

 

高音域は派手、楽曲や環境によってはシャリつきがある。

だがそれがいい

荒い、粗いではなく荒い。

シンバルなどの金属音はかなり強く前に出る。

 

中音域は一歩後退。

消えることはないが、引っ込んでいる。

ドンシャリの典型的な中音域だね。

ただし、ボーカルは埋もれることない。

特に女性ボーカルの相性はよい。

 

割と滑らかで綺麗に鳴らしている。

距離感が絶妙で素晴らしい。

これ以上近いと全体が崩れ、遠くなると不自然になる。

低音域の質量はあるが、迫力はそこまでないので疲れない。

 

音場は普通~やや広め。

BAの影響で高音域がワイド。

音像は大きめで定位感は普通。

 

☆アクセサリーやアンプは何がいいんじゃ!

スマホの直挿しでもしっかり鳴らせるんだ。

ただし、個人的にはドングルDACでも挟みたいところ。

リケーブルとイヤピの交換は絶対だ。

安いので構わない。

ケーブルはBIGMANGOのケーブルが安くて質が良くておススメだ!

イヤピはSONY-EP-EX11で十分だろう。

 

☆ZSN PRO Xとの比較じゃ!

モデル名 ZSN PRO 2  ZSN PRO X 
ドライバー構成 1DD+1BA 1DD+1BA
ドライバー 10mm 30095(new) 10mm 30095
再生周波数帯域 20Hz - 40kHz 7Hz - 40kHz
インピーダンス 26Ω 25Ω
音圧感度 118dB 112dB
筐体素材 樹脂 樹脂
リケーブル 0.75mm QDC 0.75mm QDC
ステム 5.6mm 5.3mm
ノズル 6.2mm 5.8mm
重さ 5.4g 6.0g
参考価格 19ドル 23ドル

フェイスプレートは凹凸が逆になり、2のボディが厚くノズルが太く短い

だが、装着感は正直変わらないから安心してほしい。

音に関しては聞き比べると違いが分かる。

 

まず、ボーカルは2の勝ち。Xは少し隠してしまう。

なぜかというと低音域が違う。

2の低音域は距離があり、綺麗に鳴らしボーカルを邪魔しない。

Xの低音域は近く粗いのでボーカルまで隠してしまう。

…これはこれで、ダイレクト感があっていいのだが。

高音域については2の新しいBAがシンバルなどの金属音を強く出している。

分離感があり、広く鳴らすが…少し浮いて聴こえ、不自然な印象がある。

対するXは高音域にまとまりがあり、中音域からスムーズで自然に聴こえるな。

中音域は両機に違いというか…印象がない。

ちなみに2の方が鳴らしにくい。

音量を合わせるのが大変だったぜ…

もちろんイヤピもケーブルも同じものを使ってるいから安心してほしい。

 

で、結局どちらがいいの?と言われると、おススメはPRO2だ。

全体的に滑らかに、綺麗に鳴らしているんだ。

ただし、KZの激しいサウンドを求めるのであればXだろう。

あ、あと、安いというのも大事な理由である。

 

最後にZSNシリーズをもっているのに2を買う必要あるんけ?について。

ZSNシリーズが好きで愛があるならば買い。

でなければ必要ない。

 

 

まぁ、もちろん合う合わないは必ずあると思う。

ましてや、振り切っているイヤホンだ。

でも、よく聞きだろう?

「あのアーティストはセカンドが一番良かった。」

「あのゲームは2が一番面白かった。」って。

あ?幻想水滸伝の悪口言ったヤツ出て来いよ!!!

つまりさ、楽しいイヤホンはZSN PRO 2へhere we go!って、こと。

こんなイヤホンが手持ちに一本あってもいいじゃない。

 

何と今ならセール中で約16ドルで販売中だ!

日本円で2300円くらいかな?しらんけど。(マイクありはちょっと高い)

カラーは今回紹介したホワイトに加え、ゴールドとブルーの三色から選べるぞ!

え、ちょっと待って…ブルーカッコよくない???シークレット販売は色を選べなかったんですけど!!!あとクリスマスパッケージのくせに大晦日に届きやがって!!!

ん~~~~~~~ブルー買おっかな( ^ω^)

 

 

 

 

今年一発目の書き始めとなりました。

本年も、これからも、なによりも、末永くSat03 Labsをどうぞよろしくお願いいたします。

 

新年から心痛むニュースばかりで辛くなりますね。

目を通された方が少しでも気が紛れればと思い、このような内容にしてみました。

 

能登半島地震により、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。