自作ケーブルを作って交換すれば素人でも音の違いが分かるの?~前篇~

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それはスピーカーケーブル、RCAケーブルの交換、はたまたヘッドホンやイヤホンのリケーブル。

オーディオ系のレビューや掲示板等で出てくるケーブル交換のお話。

 

「音が変わりました!」「このケーブル最高!」という声もあれば、「何も変わらない!」「プラシーボ効果だ!目を覚ませ!」という否定的な声もあり、度々論争になるのを見ます。

…荒れがちな話題だな〜と、側から見て楽しんでおります。

 

実際は興味があるのです。

が、音が良くなる確証もなければ、高級ケーブルとなると万越えです。

評判の良いケーブルでも何千円もします。

 

もっと気軽に試せればいいのにと、思いながら色々とチェックしていました。

 

 

 

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───────BELDEN88760

オーディオ系のレビューや、掲示板等で度々出てくるメーカーです。

 

音が良くなったと評判の良いケーブルが、1mで580円です。

自分で完成させれば安上がりです。

PC周りで使うだけなので、長さも必要ありません。

 

このケーブルにプラグが付けられた完成品は、3000円以上しました。

プラグのお値段ですが、どのようなタイプでも1つ100円~500円程です。

何千円と高級なプラグもありますが、そこまで求めていません。

上手くいけば1000円前後で音が良くなるかもしれないと思うと、苦手なハンダ付け作業にもやる気が出てきます。

 

どうしてもケーブルを交換したい箇所があります。

 

ヘッドホンアンプとヘッドホン・イヤホンセレクターの間です。

 

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ヘッドホンアンプは「topping L30」

出力は6.35mmのステレオプラグ用です。

 

 

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そして自作したセレクターの入力は3.5mmのステレオミニプラグ用です。

 

sat03.hatenablog.com

 

 

6.35mmから3.5mmへのケーブルなんて中々ありません。

そこで使っていたケーブルは…

 

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何かよく分からない恐らく中華製のクソ安ステレオミニケーブルに、変換プラグを挿しています。

これの音質は、考えたことがありません。

もうちょっと良いものに替えたいと、思っていたくらいです。

 

これは試してみる良い機会だと思い、ケーブル1m、プラグ2個を購入します。

 

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サウンドハウスさんは2000円以上で送料無料です。

ここはもしかして田舎なのん?な地域に住んでいる私にはありがたいです。

2000円を目標にお買い物です。

 

まずはヘッドホンアンプ側のプラグです。

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「AMPHENOL ACPS-GB-AU」 400円

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/176286/

単純に値段とカッコよさから選びました。

レビューが良かったのも後押しになりました。

 

セレクター側のプラグは

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「NEUTRIK NTP3RC-B」 550円

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/56279/

L字プラグは絶対に外せない条件でした。

セレクターに挿しやすいのです。

そして、先程のプラグと色が同じであること。

見た目は大事です。

 

ケーブルは「BELDEN 88760」580円

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/164516/

1mだけで十分でした。

そしてめっちゃ硬い。

武器です。

 

合計で1500円程でした。

送料無料に合わせてプラグを買っています。

セレクター作りで余ったケーブルを使えればいいですね。

 

作り方は、サウンドハウスさんや慣れている方たちが動画を出しています。

動画を見ながら作業を始めます。

 

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まずはケーブルにカバーを通しておきます。

透明のカバーも通しておきましょう!


赤×黒はカッコいいですね!

ヘッドホンアンプも色で決めたようなものです。

 

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ドレンワイヤーを切らないようにカッターで一周して切っていきます。

アルミ泊みたいものが巻かれているので、指で千切りました。

 

 

 

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プラグを仮合わせして長さを決め、中の芯を出しました。

赤い線をR+、黒をL+、ドレンワイヤーをGNDに決めます。

 

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意を決してハンダ付け。

テスターを当ててチェックします。

汚い…けど、しっかりついています。

 

金具をかしめてケーブルに固定します。

これが難しいです。

汚い…けど、しっかりついています。

 

 

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最後にカバーをクルクル回転させ締めて完成です。


あれ?意外と難しくないぞ?

クオリティは別として、問題なく完成しました。

 

この調子で反対側も付けます。

 

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小さい小さい硬い硬い…

先程のプラグに比べて、難易度が上がりました。

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なんとか付いたようです。

こちらもテスターでチェックです。

問題なければ、カバーを付けましょう。

 

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出来ました!

 

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カッコいいです。

音は変わるのでしょうか?

使い勝手が良くなったので、ノイズさえ無ければいいです。

接続して視聴してみましょう。

 

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答え:音は変わる

試聴時に殴り書いたメモを見てみましょう。

 

・音が大きくなった。

これには驚きました。

以前の音量で聞くには、ボリュームを少し絞らないといけません。

 

・音にハリがでた。

中高音が強くなりましたね。

 

・ドラムを強く叩いてる?

スネア、バスドラがズドン!と、きます。

 

・ギター、ベースは図太く、音圧上がった。

ドラムと同様に迫力ある音になりました。

 

・音がクリアになり、1音1音キレイに聞こえる。

音の粒立ちが良くなったと思いました。

 

色々と羅列しましたが、この違いはブラインドテストでも絶対に分かります。

 

大成功と言っても良いのではないのでしょうか?

 

私は試聴を終えると、サウンドハウスさんの販売ページでケーブルとプラグをカートに追加していたのです。