Shanling UA3を購入したのでレビューしていきます。
本当は1ヶ月前に紹介する予定でしたが引っ越しで遅くなってしまいました。
Shanling UA2がとても良かったので比較しながら試聴してみましょう。
また、UA2の使い方は過去記事からどうぞ。
では開封していきましょう。
パッケージは真っ白になってしまいました。
カバーを開けると本体とUSB変換アダプターの登場です。
あれ…?なんかデカくない?そんな気がします。
下にも何かあると思うので出していきましょう。
OTGケーブル がでてきました。
入っていたのはケーブル、ハイレゾシール、ワランティーカード、スタートガイド、そしてSHANLINGの歴史が載っている冊子がついています。
これに本体とアダプターで全てのようです。
本体のチェックをしてみましょう。
大きな特徴である物理ボタンが付いています。
UA2ではアプリ経由でしかできなかった本体の音量調節ができます。
LEDライトもあり、光る色により楽曲のサンプリングレートが分かります。
このUSB Type-Cコネクタで機器と接続します。
反対側には3.5mmシングルエンドと4.4mmバランス出力に対応しています。
では、UA2と比較してみましょう。
やっぱりでかいよ!
二回り大きくなっています。
USBメモリと比較してみましょう。
これでサイズ感が伝わるのではないのでしょうか?
一応測定してみましょう。
素人採寸なので誤差があります!
UA3だけを見ればそこまで大きいとは思いませんが、UA2と比較するとデカいです。
次に、物理的に大きく違う点です。
一番重視するのは2.5mmか4.4mmの違いでしょうか。
私はUA3のために初めて4.4mmバランスプラグのケーブルを買いました。
イヤホン分ケーブルを買うとかなりの出費になりそうです。
もちろん3.5mmシングルエンドはどちらも搭載しています。
それではスマホに接続してみましょう。
物理ボタンで音量調節ができるので、SHANLINGのアプリで調節することはありませんね。ですが、他の調整があるので一度見ておきましょう。
お使いのOSに合わせてダウンロードしてください。
アプリを起動してUSBデバイスコントロールを見てみましょう。
UA3を選びます。
本体の音量調整はもちろんアプリからも可能です。
次にフィルターですが、好みの音質を選びましょう。
利得?GAIN調整ですね。
Highで良いと思います。ずっと使ってますが、この調整は変えたことはありません。
低消費電力はあまり良くわからないけど5分後にしておきました。
スマホのバッテリー消費を抑える事ができるのでしょうね。
低電力モードは深いほうが良いと思います。わからないけど。
問題があるようだと通常にしておきましょう。
上下ボタン設定は音量調整一択ですね。
方向キーは使用環境に合わせて上下逆転できます。
本体の音量調節の仕方ですが、そのまま上下を押すとプレイヤーの音量調節になります。
真ん中のボタンを長押し(5秒位)してから上下を押すと本体の音量調節になります。
次にPCに接続して音質チェックをしてみましょう。
問題なく認識していますね。
まずはUA3のファームウェアアップデートがきてるので当てましょう。
ではUA2とUA3を交互に聴いて音質の違いを確認してみましょう。
《UA2》
DACチップは「ES9038Q2M」
発熱は機器接続後5分ほどで始まります。熱暴走しないか気になります。
特筆すべきは迫力のある中低音域で、圧をかけながらグイグイきます。
もちろんしっかりと高音域も出ています。
いわゆるV字型の周波数特性が好きな人にはピッタリだと思います。
元気のある曲を聴くならUA2で間違いないです。
《UA3》
DACチップは「AK4493SEQ」
発熱は楽曲再生後15分ほどで始まります。が、そこまでの熱ではありません。
まず聴き比べて最初に思ったのは、音が綺麗だ!でした。
こちらは中高音を綺麗に鳴らします。
解像度の高い自然な音を響かせてくれます。
音場はUA3のほうが広いです。
もちろんしっかりと低音域も出ています。
ただし、曲や一定の低音域によっては若干ボワついてると感じるかもしれません。
私はバランス接続をすることで引き締まった低音になり解消されました。
女性ボーカルやアコースティックを聴くなら間違いなくUA3です。
《UA2とUA3どっちを買えばいい?買い替えた方がいい?》
買うのであれば個人的にはUA3です。音質が好みだからです。
また、バランス接続は4.4mmが主流になっていると感じています。
スマホの電池の減りは間違いなくUA3のほうが少ないです。
ただし、UA2からUA3に無理して買い替える必要ないと感じました。
物理ボタンは便利ですが無くてもいいと思います。
UA3の音が気に入った、4.4mmがいい、新しい方がいいのであれば買い替えには十分かと。
どちらか迷ってるのであれば、音の違いがハッキリしているので試聴してみることをオススメします。
UA2、UA3どちらも良い音を鳴らしてくれます。
スマホやノートパソコンで手軽に良い音を聴くのにはドングル型DACをオススメします。
4.4mmプラグでバランス接続をしたヘッドホンはどんな音がするのでしょう。